皆さま、こんにちは。
立山では、いち早く紅葉が始まったそうですが、鹿角でも、もうすぐ紅葉のシーズンを迎えます。
皆さまは、「秋田県」と聞くと、どんなイメージを思い浮かべますでしょうか。
きりたんぽ、あきたこまち、なまはげ(男鹿市)、かまくら(横手市)、竿燈(秋田市)、花火(大仙市)……。
有名なものがたくさんありますね。
私たちの配送センターがある秋田県鹿角(かづの)市は、十和田八幡平国立公園に囲まれた、自然豊かな地域です。
十和田湖へも八幡平へも、車で1時間ほどで出かけることができます。
また、鹿角には、長い歴史の中で受け継がれてきた文化も数多く残っています。
大湯環状列石は世界文化遺産に、大日堂舞楽と花輪ばやしはユネスコ無形文化遺産に登録されています。
さらに、毛馬内の盆踊は、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
鹿角は、鉱山の歴史も古い地域です。
奈良時代には、尾去沢で金が発見されたという伝承があり、この金が奈良の東大寺大仏や、平泉の中尊寺金色堂に使われたという言い伝えも残っています。
その後も鹿角は、金や銀、銅などの鉱物資源に恵まれ、江戸時代には銅山が発展。
明治以降は近代的な鉱山業によって、地域全体が大きく発展していったそうです。
現在は鉱山の操業を終えていますが、古くから人が集まり、鉱山を通じて新しい人や技術、文化が入ってきたことで、さまざまな文化が育まれ、受け継がれてきた地域なのだと思います。
食文化にも、鹿角ならではのものがあります。
きりたんぽは、冬に山に入るマタギの食事が発祥といわれています。
鹿角りんごや稲作の歴史も古く、夏の冷涼な気候と、昼夜の大きな寒暖差を生かして、さまざまな農作物が栽培されています。
奥羽山脈のふもとの盆地にある鹿角は、12月から3月ごろには深い雪に覆われます。
そのため、昔から冬に備える保存食の知恵も豊富です。
地域の年配の方々と話していると、「若い人たちは漬物を食べなくなったから…」なんて話題になることもあります。
こうした何気ない会話の中にも、昔から続いてきた食文化や暮らしの知恵が感じられます。
そんな「かづの愛」たっぷりの私が、鹿角の一番の魅力をひとつ挙げるとしたら――
朝夕の通勤の途中でも、季節の移ろいを感じられるところです。
春には新緑、夏には青々とした田んぼ、秋には山々の紅葉、そして冬には一面の雪景色。
特別な観光地へ出かけなくても、日々の暮らしの中で自然の美しさを感じることができます。
一方で、文化の伝承を担う世代の人口も少しずつ減ってきており、伝統を守っていくことの難しさを感じる場面もあります。
それでも、長い年月をかけて受け継がれてきた鹿角の文化や暮らしを、これからも大切に残していけたらいいなと思っています。
十和田湖へ行ってきました

先週末、十和田湖へ出かけてきました。
雨上がりで、湖にはもやがかかり、少し神秘的な景色を見ることができました。
小坂町生まれの日本画家、福田豊四郎(ふくだ とよしろう)さんは、十和田湖の風景を好み、何度も訪れて多くの作品を描いたそうです。
この日は、お散歩気分でふらっと出かけたので、観光らしい写真がなくてすみません。

でも、鳥のさえずりや波の音を聞きながら、ゆっくりと湖の景色を眺める時間は、とても心地よかったです。

これから紅葉が始まると、鹿角や十和田湖周辺は、また違った美しい景色を見せてくれます。
機会がありましたら、ぜひ秋の鹿角へ遊びに来てください。
